【必見】捨てられた子猫を発見した時どうしたらいい!?

段ボール箱にいれられて子猫が…(。•́︿ •̀。)

道端や公園などでこの様な光景に遭遇したら

あなたならどうしますか?

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家では飼えないし・・

様々な思いが駆け巡りますよね。

子猫1匹でも大切な命です。

出来れば助けてあげたい、、その方法をお伝えしたいと思います。

昔はそのまま保健所へ持ち込んで殺処分、、、( ;_; )

そんな事が当たり前でした。

まだまだ持ち込む人はいますが、今はそんな時代では有りません。

この記事を書こうと思った理由

先日、交通事故に遭った猫を発見しました。

病院に連れて行き、早急に治療していただきましたが助けることは出来ませんでした( ᵕ_ᵕ̩̩ )

その時の記事です。

 

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「すごいね」「私なら通り過ぎる」「何も出来ない・・」

色々な声を聴きました。

 

捨てられた猫や交通事故に遭った猫でも、発見した人の行動次第で命は助かり、幸せになれる可能性は有るのです。

見捨てることなく、誰にでもできることを私なりにアドバイスしたいと思います。

 

子猫を発見した場合

まずは近くに親猫がいないか確認

猫の発情は日照時間の長さに関係があると言われています。

4月が発情期にあたり、猫は58~67日程度で出産を迎えるため、5~6月が出産のピークになります。その為、その時期に捨てられてしまう子猫が多いのです。

 

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道端で子猫を見かけると、すぐに保護をしたくなる方も多いかもしれません。

でも、中には捨てられたのではなく、親猫がご飯を得るために出かけていて子猫のみが残っている場合もあります。

そうした子猫に安易に触れてしまうと、人間のにおいがついて、親猫が育児を放棄してしまう可能性があるので注意が必要です。周辺に親猫らしき猫がいないか確認したり、離れたところからしばらく様子を見守りましょう。

親猫がいたら、引き離してしまうのは残酷です。

親猫も飼い主がいないようであれば一緒に保護できるのが理想です。

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保護したい時は段ボール箱や洗濯ネットを活用

捨て猫に遭遇しても、どうやって子猫を保護すればいいのでしょうか。。

保護するときは、空の段ボール箱や洗濯ネットが活用できます。洗濯ネットは猫が多少暴れてもケガをさせることなく捕まえられるので、よく使われています。

生後2ヶ月以内の子猫であればそれほど警戒心が強くないため、保護はスムーズに進みやすいでしょう。生後2ヶ月を過ぎると徐々に活発になり、警戒心が強まり、保護が上手くいかないこともあります。なかなか子猫が近寄ってきてくれない時はペースト状のウェットフードや猫用ミルクなどで興味を引き、保護を進めていきましょう。

 

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それでも捕獲することが難しい場合は、地元のボランティア団体や保健所から捕獲器を借りるのもひとつの方法です。

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中に餌を置いておびきよせます。安全に捕獲できます。

交通事故に遭った猫を発見したら

捨て猫ではなく、事故に遭った猫を発見した場合はどうしたらよいでしょうか?

道路の道端で猫の悲しい姿を目にされたことが有る方は多いと思います。

まず、お願いしたいのは「絶対に放置しないで下さい!」

生きている場合は保護をしてあげて欲しいです。近隣のお店などで段ボール箱をいただけないかお願いしてみましょう。

保護する際は、事故直後の猫は気が立っており下手に手を出すと噛まれる危険もあるので、お気をつけ下さいね。ちなみに私は軍手を車に常備しています。

亡くなっていた場合はせめて、これ以上車に引かれないように路肩に移動をしてあげてください。

遺体は全国共通「#9910」「道路緊急ダイヤル」に連絡したら引取りに来てくれます。

国土交通省が導入している制度で通話は無料、受付は24時間です。スマホや携帯のアドレス帳に登録しておいて下さいね。

 

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保護したらすぐに動物病院へ

捨てられていた子猫、事故から保護した猫、いずれの場合もどんな病気や見えない内蔵などに障害を負っているかわかりません。必ず動物病院で健康状態を調べてもらってください。

保護した猫が低体温や生後間もない場合など、自力で体温の調節が難しい状態であれば、包んだ湯たんぽやカイロ、お湯を入れたペットボトルなどをペット用のキャリーバッグや段ボールなどに入れ、体を温めながら動物病院へ連れて行きましょう。

 

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屋外にいた子猫には体内に寄生虫がいる場合があります。

寄生虫が住みつくと下痢や嘔吐、食欲不振といった症状がみられるようになります。

子猫は抵抗力が弱く体力もないため、下痢や嘔吐が何日も続くと命を落としてしまうことも…。悲しい想いをさせないためには保護してすぐに動物病院で検査をしてもらい、寄生虫がいる場合は駆虫薬をしっかりと飲ませて、対処していきましょう。

また、血液検査で、猫白血病ウイルス(FeLV)や猫免疫不全ウイルス(FIV)に感染していないかも調べてもらってください。すでに自宅に先住猫がいる場合は隔離が必要なのかを判断するためにも検査が必要となります。

 

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飼えない場合は里親探しを

子猫を保護しても、様々な事情から自宅で飼うことができない場合もあるかと思います。そうした時は子猫のお世話と並行し、里親探しも行っていきましょう。

地元にボランティア団体があれば、相談してノウハウを教えてもらいましょう。

団体主催の譲渡会に参加させてもらう方法もあります。

譲渡会以外だと、インターネット上の「里親マッチングサイト」を利用する方法もあります。

インターネットを介しての譲渡の場合は「里親詐欺」に注意が必要です。虐待目的で猫を集める人がいます。

必ず身分証明書を提示してもらったり、相手の家に行って飼育環境を自分の目で確認したりして虐待を防いでいきましょう。譲渡契約に先立ち一週間程度のトライアル期間を設け、相性などを見極める時間も大切です。

 

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ずっとの家族を見つける為に

里親さんに譲渡するのは離乳が済み、トイレのしつけが終わった頃が理想です。

子猫は可愛いからと安易に早く引き渡してしまうとトライアル失敗の可能性も高まります。数時間置きにミルクをあげないといけなかったり、トイレを失敗してしまったりするからです。

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譲渡を成功させるには、負担を感じにくい時期に引き渡しを行い、里親さんが子猫との暮らしをストレスではなく、楽しいと感じるよう、配慮していきましょう。

保護しても自分自身がそこまで対応出来ない場合は、早めに動物愛護団体やボランティアに相談しましょう。 

 

最後に

捨てられた子猫を見かけた時、交通事故に遭った猫を発見した時、保護しようか悩んでしまう方は多いはずです。自宅で猫を飼うことが難しいと、「誰かが保護してくれるだろう」と思い、見て見ぬフリをしてしまうこともあるかもしれません。

でも気になってあとから後悔するくらいなら、一歩踏み出して、その子達に家族が出来るようにお手伝いしてみませんか?

あなたの勇気ある一歩で小さな命を救うことが出来ます💛

 

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全ての写真提供:西谷真知子さん

滋賀県で猫の保護活動をされています。

猫の里親ご希望の方は是非西谷さんまで(⑅•ᴗ•⑅)

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