私は生まれつき左膝の「半月板」が「満月板」だったんです(:_;)
「半月板」とは膝関節の内部でクッションのような働きをする軟骨の事です。
それが普通はお皿のような形なのですが、私の場合は球状で異常に大きかったため、成長と共に関節内で障害となり炎症を起こしていました。
18歳の時についに痛みでビッコひいてしか歩けない位になり、全摘出手術をしました。
半月板という大きなクッションが無くなるわけですからその影響は大きいです。次第に左膝のその他も軟骨もすり減っていき、今では完全に変形しています。
でもこのまま弱っていき、歩けなくなるのは嫌ですので、対策を考えていきたいと思っています💪
変形性膝関節症ってどんな病気なの?
簡単に言うと膝の軟骨がすり減って、関節炎や変形が起こり、痛みが出てくる病気です。
①膝関節の正常な状態
正常なひざ関節では関節の表面は軟骨で覆われています。軟骨は、衝撃を和らげたり、関節の動きを滑らかにしたりしています。
また、滑膜から分泌される関節液は軟骨の成分の1つであるヒアルロン酸を含んだ粘りのある液体で、ひざ関節がスムースに動く潤滑油と軟骨の栄養の役割を果たしています
②変形性膝関節症の初期~中期
軟骨の磨耗がある程度すすむと(中期)、ひざの曲げ伸ばしや立ち上がり、歩行時のひざにかかる負担の増加および軟骨、半月板の変性による刺激により関節炎が生じます。
私はこの半月板が生まれつき悪かったんです。
③変形性膝関節症の進行期
軟骨の磨耗がさらに進み関節の土台の骨が露出したり骨そのものの変形が生じたりします。
この状態では、ひざを動かしたり立って歩いたりするたびに硬い骨同士が直接ぶつかり合うため強い痛みを生じ、曲げ伸ばしの制限も高度となり日常生活において大きな障害となります。
私はもう、ここまで変形しています(T_T)
変形性膝関節症になりやすい人
①女性
男性の1.5倍~2倍
②O脚(X脚)
日本人に多く膝の内側に負担がかかりやすい。
私はX脚なので、足の外側に負担が多くかかっているそうです。
③肥満体質な人
体重が重いとそれだけ膝に負担がかかるのは当然ですね。
※写真はイメージ:猫ちゃんもダイエットしなきゃ('◇')ゞ
変形性膝関節症の治療方法
保存療法
①リハビリテーション
自身で体を動かして筋力アップをはかります。なかなか続かないんですがやらねば!です。
②物理療法
熱や電気など物理的な刺激を与えて患部を温め血流を良くし、痛みを和らげます。
③装具療法
1.サポーター
関節の安定感や保温が主な目的です。
初期の頃や半月板の手術後は使っていました。
2.足底板
靴の底に入れたり直接足につけます。O脚やX脚の歪みを強制し筋肉の負担を減らします。
私は靴底に入れて使っています。
3.機能的膝装具
関節を安定させる効果は高いですが、取り外しが面倒で費用もかさみます。
私も数年前整形外科でこちらを進められました。
見積もり10数万円((((゚Д゚;))))
ん~見た目もたいそうですし、これを付けて仕事に行くのも難しいし、何よりも高いので作っていません。
④薬物療法
1.関節内注射 ヒアルロン酸やステロイドを注射します。
2.内服薬・座薬 痛み止めの薬です。
3.外用薬 湿布・塗り薬
リハビリや装具と併せて使用される場合がほとんどです。
私は3の湿布しかしていませんが、痛みに耐えられなくなればその他の薬も必要になるかもしれませんね(T_T)
※写真はイメージ
手術療法
薬で対応しても改善しない状態の場合は手術が必要になります。
私は右膝もその後痛みが出たために手術しています。やはり半月板や軟骨が左膝ほどではないにしても、大きくて柔らかかったそうです。
①関節鏡視下手術
関節内を内視鏡で観察しながら半月板や軟骨の破損した欠片を取り除きます。
私は右膝関節をこの方法で手術しました。翌日から歩けるようになり、して良かったと思います。
※写真はイメージ
②高位脛骨切り術
すねの骨(脛骨)のひざに近い部分の一部を切り上下をくっつけます。O脚を矯正して痛みを改善します。完全にくっつくのに2ケ月くらいかかるそうですが、術後の活動量は増えます。
③人口関節置換術
変形した関節をセラミックやポリエチレンなどの人工関節と入れ替え、痛みや歩行能力を改善します。膝全体が大きく変形し、痛みが強く立ち座りや歩行など日常生活に支障をきたす場合に行われます。
日常生活は楽になりますが、膝の曲がりが完全に戻らない場合が多く、正座や激しい運動は避けたほうが良いようです。
私の場合、これ以上酷くなるとこの手術が必要と言われていますが、そうならないようにしたいです!
変形性膝関節症のまとめ
私の膝関節の状態
私の膝の状態は変形がかなり進行した末期状態です。
正直、日々が楽になるのならさっさと手術してしまいたい気がしますが、デメリットもあるとの事。人工関節も耐用年数が15年くらいで入れ替え手術も必要になるとか。
手術を何度もするのも考え物です(´;ω;`)
出来れば手術せずに老後まで過ごせるようにしたいものです。
※写真はイメージ
手術をせずに老後まで過ごすために
そのために今必要なことは次の2点。
①足腰、太ももの筋力アップ
②膝に負担を掛けないように体重を減らす
なかなかできていないのですが💦これ以上悪くしないよう現状維持するためには努力しなければと改めて感じます。
参照元:リッチボーン