道路で可哀想な動物の遺体に遭遇した時どうすればいいでしょうか?
町中や高速道路でも見かけますし、山間部になればなるほど、野生動物の飛び出し注意標識を多く見かけます。
いくら注意していても、動物の方が飛び出して来た場合、よけきれない可能性もありますよね(∩´﹏`∩):
そんな日本の道路で、動物の遺体を見つけたら、どう対応したらよいのでしょうか。
動物の遺体を道路で発見!どうしたらいい?
道路に穴があいていたり、落下物があったり、動物の遺体があるなど、通行に支障をきたす状態の時には、道路の管理者へ連絡すると対応してくれます。
道路の管理者とは?
道路の維持管理の管轄は以下の3つの区分に分かれます。
・高速道路と国道の一部の指定区間は国土交通省
・国道のその他一部の指定区間外と都道府県道は各都道府県
・市町村道は各市町村
もし動物の遺体を道路で発見したら、発見地点の道路を管轄するいずれかの道路管理者に連絡する必要があります。
道路緊急ダイヤル(#9910)とは
道路の管理者に連絡を入れるのも一つの手段ですが【#9910】というシステムが有ります。
国土交通省が導入している「道路緊急ダイヤル」です。
道路緊急ダイヤルとは、ひと言で言ってしまえば道路トラブル対応の専門コンシェルジュ。道路の利用者は高速道路や主要幹線国道以外では、その道がどこの管轄下にあるかなど、気にかけることはありません。ましてや連絡先など知る由もなく、路上に大きな障害物を見つけても、それを避けるだけで事故のように管理者に連絡することもなく走行を続けます。
そんな状況を改善するために設置されたものが、道路緊急ダイヤルです。日本全国から連絡可能な道路緊急ダイヤルに連絡すれば、最寄りの国土交通省地方整備局につながり、しかるべき管理者に連絡を取り次ぎ、対応を行ってくれます。
全国どこからでも共通で「#9910」に掛ければ対応してくれます。#9910から各道路管理者に連絡される場合も有るようです。
通話料は無料で受付は24時間対応です。是非スマホや携帯のアドレス帳に登録しておきましょう。
道路管理者へ直接通報と道路緊急ダイヤルの違い
道路管理者へ直接通報しても、道路緊急ダイヤルに通報しても、動物の死骸を清掃してくれるという点では、どちらも同じです。では、なにが違うのでしょう。
それは通報の簡便さです。道路管理者に連絡するには、動物の死骸を発見した道路種別を知っている必要があります。地元なら知っているかもしれませんが、旅行先ならわかりませんよね。
道路緊急ダイヤルの良い点は、どこが管理する道路を通行しているかを知らなくても、「#9910」で手軽に通報できる点です。通報者に必要なのは、発見地点の住所を知っていることですが、それも地図アプリがあれば簡単にわかるでしょう。
小動物の死骸程度であれば、それほど心配はいりませんが、鹿やイノシシ、大きな荷物などが路上にあれば危険です。自分はもちろん、後からくるドライバーのためにも、そういった情報は早めに連絡、処理してもらうよう心がけましょう。
引用:http://car-me.jp/articles/8867
多くの注意標識が
改めて「動物注意」の標識を検索してみたらものすごく沢山でてきました。
これだけ多くの場所で多くの種類の動物が犠牲になっているのですね。
そしてそれを防ぎたいとの気持ちでデザインも可愛い看板を作成してくださっているのだと実感しました。
交通事故に遭った猫や捨てられた猫を発見した場合の対応はこちらの記事をご覧くださいね。
どうか、これ以上、動物たちの犠牲が出ない事を願います。